オリンピア 2021 7 24

 オリンピック発祥の地「オリンピア」に行ったのは、いつだったのか。
あの頃は、ビールよりジュースのほうがおいしいと感じていたので、
ずいぶん遠い昔となる。
 「トラベルjp」のホームページには、このように書いてあります。
いつ、どのようにして、オリンピックは始まったのか。
 近代、最も現実的とされているのは、
「戦いをやめ、競技会を開催してゼウスに捧げよ」とのアポロンの神託が起源との説。
(引用、以上)
 「ゼウス」とは、ギリシャの神です。
オリンピックは、神聖な儀式だったと思われますが、
いつの間にか、「商業オリンピック」になった観があります。
 その気配は、すでにローマ帝国時代からあったと思います。
ウィキペディアによれば、このようなことが書いてあります。
「パンとサーカス」
 詩人ユウェナリスが古代ローマ社会の世相を揶揄して詩篇中で使用した表現。
権力者から無償で与えられる「パン(=食糧)」と「サーカス(=娯楽)」によって、
ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した。
(引用、以上)

2021年7月23日の日本経済新聞の電子版には、このような記事があります。

未来につなぐ転機か、終わりの始まりか

コロナ下での開催を目指して迷走を続ける中で、五輪ブランドは失墜した。

 最大の痛手は、世界平和への貢献という崇高な理念を掲げる五輪が、
その実態は、特権を享受するIOC委員とスポンサー企業のための
商業イベントにすぎないと思われてしまったことだろう。

 1984年のロサンゼルス大会で商業主義にかじを切った五輪は、
理念とビジネスの両立という矛盾を抱えたまま巨大化を続け、
そのひずみは限界に達していた。
そしてコロナ禍は、その実態を浮き彫りにした。
(引用、以上)
































































































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